昔から絵を描くのが好きだった友人が
「今度個展やるよ!」
とか言い出しまして、おいおい随分出世したなぁ、って見に行きました
「個展自体はお金さえ払えば誰でも出来るから!」
との事だったけど
そんな事言ってもすげぇよなァ!?
ってわけで見に行く事に
美容室が、同時にギャラリーにもなっているそうです
ちなみに個展のタイトルが
「うさぎとわたし」
そういえば昔からうさぎいっぱい飼ってたもんなぁ
こりゃほっこり出来そうだなぁ
まあそんな事は1mmも無かったんですけど
※絵の掲載許可はもちろん本人に貰っています
※現在この個展は終了しています(終了してるから載せれるんだけどね)
目次
- 1 諸注意
- 2 うさぎとわたし
- 2.1 告白
- 2.2 仕組まれた共犯
- 2.3 まいご
- 2.4 みるだけ
- 2.5 ようこそ
- 2.6 花をあげる
- 2.7 ようやく会える
- 2.8 おむかえ
- 2.9 なくなる
- 2.10 かるくなりすぎた
- 2.11 とりこむ
- 2.12 いっしょに
- 2.13 いただきます
- 2.14 愛兎
- 2.15 にわには
- 2.16 休憩
- 2.17 うさぎとわたし(本人のエピソード・解説付き)
- 2.18 告白
- 2.19 仕組まれた共犯
- 2.20 まいご
- 2.21 みるだけ
- 2.22 ようこそ
- 2.23 花をあげる
- 2.24 ようやく会える
- 2.25 おむかえ
- 2.26 なくなる
- 2.27 かるくなりすぎた
- 2.28 とりこむ
- 2.29 いっしょに
- 2.30 いただきます
- 2.31 愛兎
- 2.32 にわには
- 3 まとめ
諸注意
どう衝撃だったのか皆さんにも体感してほしいので、僕と同じ順序で見ていって頂きたいと思います
絵+僕の感想→絵+本人の解説
という形で行きます
- 彼女の家が僕と同じくクソ田舎である事
- 彼女の家はその地域でさらに山の方にある事
を背景としてしっておいた方が良いかなと思ったので書いておきます
※注意
絵はそうでもないですが、解説は人によっては結構ショックだと思います
許可を取って本記事では解説も掲載させて頂きますが、「お客さんのテンションが下がっていくから」と本人が居る時は解説は隠しているそうです
絵を見た時点、もしくは1つ目の解説を読んだ時点で「あ、無理だコレ」となったら即座にお逃げください
うさぎとわたし
こんな感じで作品が並んでおります
美容室も兼ねてるけど、お客さんいたら見にくくないか!?(僕が見るときはいませんでした)
美容室はこちらになります
というわけで絵を見ていきましょう
告白
(あれ・・・・・・何か思ってたのと違うな・・・・・・)
ちなみにこの絵、めっちゃデカイ。1mくらいある
リアルで見るとなおインパクトがデカい。何か・・・・・・怖くね・・・・・・?
仕組まれた共犯
(あれ、怖くね・・・・・?)
っていうかタイトルが怖くね!? 大丈夫か!?
まいご
あら可愛い。キレイですね
そうそう、こういうのが見たかったんだよなぁ!
みるだけ
これも綺麗だ
そう! こういうのが良いんだ!
ようこそ
ウサギ可愛いな!?
花をあげる
うん、かわいい。ウサギがテーマだもんね。やっぱこうじゃないとね
花をあげよう!
ようやく会える
これもキレイな絵だなー
ようこんなん描けるなー
おむかえ
一緒に書いてある植物とかにも意味があったりするんかな?
なくなる
あー、ウサギ以外もいるのかー
タイトル的にもちょっと可愛そうな絵なのかな?
かるくなりすぎた
こえーよ
とりこむ
このみつあみ何!?
そういえば、作者である友人の髪の毛はこんな感じだ・・・・・・
いっしょに
明らかに食われてるよなァ!?
いただきます
わあ! かわ・・・・・・・(いいか・・・・・・?)
何か生えてるんだが!?
愛兎
Ah^~ My heart will be hopping^~
これ一番好き。普通に絵としてキレイだ
にわには
何故突然小学生テイスト・・・・・・?
かわいらしいけど、何でコレが一番奥に置いてあるんだろう・・・・・・
休憩
絵は以上になります。ザッと見て頂けたでしょうか?
うさぎちゃん可愛かったですね
それでは本人の
「その絵とのエピソード」
「解説(無いものもある)」
を合わせてご覧ください
うさぎとわたし(本人のエピソード・解説付き)
何度もしつこいかもしれませんが、「ヤバい」と思ったら逃げてください
告白
エピソード
この子を殺したのは私。殺したのではなく死なせる原因を作ったのは私、と言い換えることもできるが、自責の念、依存心、愛情から殺したとしている。
大好きだった高齢のうさぎだけれど、オスうさぎと過ごさせたら本当に子どもができるのかと好奇心に負け、ある日両方のうさぎのゲージの鍵をかけずに家族で出かけた。
高齢での出産がうさぎに相当負担をかけると知っていたのに好奇心に負けた時の当時の私を私は許すことはない。
出産時に本当に死んだ。
子うさぎも死んだ。その処理しきれない気持ちをずっと絵で表し続けている。
解説
土の中にいるうさぎに執着する私の根。
このうさぎから養分、絵を描く原動力をもらう。
1発目からこれである
仕組まれた共犯
エピソード
告白 の作品のうさぎの番。
この子のゲージを開けなければあんなことにならなかった。
解説
告白と同じエピソードを描いたものなので似ているが、この子は私に仕組まれただけ。
闇深いよ・・・・・・!
まいご
エピソード
この子は野生の動物に追われゲージから飛び出しそのまま帰らなかった。
食べられたのか、迷子になったのかも分からない。
解説
家に帰れない迷子がミヤコワスレの花に誘われる。
こんな可愛い絵なのに・・・・・・!
みるだけ
エピソード
この子は小2 の夏に病死してしまった。
亡くなる前日の夜、呼吸が苦しいのかずっと壁にもたれていた。
危機感を感じ病院に連れていきたかったが時間も遅く、車もない、治す術もなかった。
初めて生き物が死ぬということを経験した。自分の無力さが悔しくてたまらなかった。初めて触った死体のかたさ、温度に、香り、恐怖し距離すら置いてしまった。
解説
見てるだけだった私は後悔をずっと抱えている。今こうして花を供えることしかできない。しかし記憶がどんどん薄くなりこの子の体を思い出せなくなってきている。
うさぎのスケッチをし、似てるうさぎをモデルに描くが、こいつは誰だと苦しむ。
闇深いよ!!(2回目)
ようこそ
エピソード
ある日家に帰ると子犬がいると思ったらこのうさぎだった。
他のうさぎより大きく、ひげも縮れ、爪が長く、毛並みが悪かった。地域の人が捨てられているのを見つけ家に連れてきたらしい。
解説
家に来たときあまりにぼろぼろだったからうちの家はおそらく天国のような心地の良さだったのではないか。
シラーの花はこのうさぎの埋めてあるところに咲いている。
あ、ようやくほっこり出来る絵だ。良かった
花をあげる
エピソード
下宿先にいて、看取ることができなかった。
解説
花を供えることもできなかった。線虫の対策にマリーゴールドを植えたりする。当時は虫にうさぎを分解されたくなくてマリーゴールドを描いた。
花をあげるってそういう事かよ!!
ようやく会える
エピソード
6 年「おむかえ」のうさぎより長く生きた。
亡くなる前は苦しそうでトイレである植木鉢に居ることが多く、雑草を好んで食べた。
解説
描かれているうさぎで唯一生きている時のスケッチを元に描かれている。
>描 か れ て い る う さ ぎ で 唯 一 生 き て い る 時 の ス ケ ッ チ
ガビーン
おむかえ
エピソード
「ようやく会える」のうさぎと一緒に家に来たのに病気のため早くに別れてしまった。
解説
ホトケノザはこの子が死んでいることを表す。ハコベは「ようやく会える」のまだ生きているうさぎのほうに描かれている。
植物にもちゃんと意味が持たせてあるの面白いね
なくなる
エピソード
巣から落ちていたツバメのひなを拾ったものの2日で死んでしまった。1 日目はうまくお世話ができたと思ったがバッタの消化が小さな体には負担がかかりすぎ2 日目の朝、部屋は死臭が漂っていた。
解説
ひなを死んだ時にくるんでいた布の上に描いた。死体から羽を1 枚いただき作品にも貼った。絵だけでなくその体の一部でいいから残しておきたかった。
土葬した場所に植えた花は特別なものに見える。
>ひなを死んだ時にくるんでいた布の上に描いた。
さらっとこういう事書いてあってビビる
かるくなりすぎた
エピソード
夕方家に帰ると小屋に帰るはずのにわとりがいなかった。母と一緒に探し、アジサイやドクダミの生えた湿気た場所に首だけになったにわとりが転がっていた。体は数メートル離れたところにあった。
血が数滴しか落ちてなかった。
解説
大切なものが殺されるとどんな気持ちになるか知ってる。許されない。
なのに私は数年後取り返しのつかないことをしてしまう。
田舎特有の怖い話
とりこむ
解説
このうさぎに執着する私。私の特徴の長い毛と三つ編みがうさぎに寄って行く。
今回美容室という会場を使わせていただけたため、髪の毛というモチーフを入れたかった。
やはり本人であった・・・・・・。解説見てからだとウサギめちゃビビってるように見えるんだけど!
いっしょに
解説
記憶がだんだん薄くなる。
エピソードは濃く覚えているのに姿が思い出せなくなっている。もっと思い出したい、うさぎにとりこまれたいという気持ちから描いた。
前半読んでる僕「なるほど。わかるかも」
後半読んでる僕「つまり・・・・・・どういうことだってばよ・・・・・・」
いただきます
解説
土葬したこから生える野菜や雑草を食べたい。
今まで普通に家の畑で採れた野菜を食べていたが、あの子たちの栄養を得たものだと思うと食べることによろこびを強く感じる。
畑で育てる時間もすごく大切な時間になりはじめた。
解説見てから絵を見ると少し怖いが、そういう学びがあるのは素晴らしい事だと思う
愛兎
エピソード
「まいご」、「仕組まれた共犯」のうさぎは2 匹とも野生の動物に追われ帰ってこなくなった。
解説
いなくなった2 匹に会いたくて虫にでもなって傍で
見たかった。
これこの画像だとわかりにくいかもだけど、バッタとかテントウムシとかがちょこちょこ絵に溶け込んでる。やっぱりこの絵が一番好きかも
にわには
エピソード
我が家の土葬事情
ちょ・・・・・・おまっ・・・・・・!
まとめ
以上になりますってかさ
こわいよねーー!
特に気を使うような間柄ではないので、本人を前にして「こわっ!」とか「きもっ!」とか色々言いましたが、皆さんはオブラートに包んでくださいね!
ちなみに僕は見ていて「こわっ!」と思う半面「滅茶苦茶おもしれぇ……」って思いました
いや不謹慎かもだけど、何ていうか、そういう後悔とか自責みたいな行き場のない感情を吐き出して、「絵」として表現してるのって滅茶苦茶凄くないですか?
書くことで救われたり、自分の中で折り合いをつけている面もあるんじゃないかな? とか勝手に思ってます
分野を問わず、創作っていいよなぁ、おもしれーなぁ、って改めて思いました
本人こんな感じでまた個展ないし展示とかもやると思うんで(そんで貧乏何で)、もしも気に入った方がいたら応援よろしくお願いします
そもそも露出の機会が全然無いんで、もう全く評価されてないんですよね。この記事で少しでも知ってもらえると嬉しいです
ツイッターアカウント作ったそうなんで置いておきます↓
☆さんに記事にしてもらってます! https://t.co/Pd5LVWP1P0
— 安松 (@mgmgwakame55) February 7, 2016
気に入った方、何か絵に対して物申したい方、感想を言いたい方がいましたらフォローするなり、直接言ってあげると喜ぶと思います
そんな感じ!
おわりっ
どれも魂から発せられるすごいエネルギーが絵になって表現されている「迫力」のようなものを感じました。
個人的に好みなのは、失意の中で希望を見出だそうとしているように感じた『花をあげる』と『いただきます』、空想的な絵である『愛兎』ですね。
はてぶのおすすめから来ました。
怖いですが、絵描きさんの着目は
美術としてかなり成り立っているように
思いました。
うさぎが作風の時点で「あっ察し」でしたが
解説を読むと改めて怖かったです。
わかるようなわからないような
わかりたくないなーって感じです。
ありがとうございました。
脅し文句ほどじゃなかった。
愛情が妄執化しているように見えてしまうけど、そう見えるだけで実際の本人の想いはピュアなのかもしれない。
田舎暮らしでの生き物に対する後ろめたさはいくつかあって、考えてしまうなぁ…。
赤いシールが貼ってあるのは、売れたんじゃね?
飼っていた いきものを、死なせてしまった人には、それぞれ感慨深い絵だと思います。
鶏の首の絵を見て、ウチの小鳥が猫にやられたのを思い出しました。
又、
「以前ウチで産まれて貰われてった猫が、道路ではねられて死んでた」と、母が死骸を持ち帰り、ウチの庭に埋めてたのですが。
どんな斑だったか聞いたのですが… 思うに、猫違いじゃないかと。
(貰われてった猫は特徴ある斑だったのに、違う斑の猫だった。 つーか「前頭葉から後退した禿」みたいな斑だったから「ハゲ」って呼んでた猫なのに。 なぜそーじゃない猫を勘違いしたんだ母)
すみません。ツイッターで拡散されてるのを見て来た完全な通りすがりですが、絵がすごく良くて作者さんに感想伝わったら嬉しいなと思いコメントさせていただきますー。
私も小さい頃猫をたくさん飼っていて、知識不足で死なせてしまったり、逃げ出したり連れ去られていなくなってしまったり、飼いきれなくて里子に出して親子の猫たちを引き裂いてしまったり、可哀想なことをたくさんしました。
愛するペットが死んだ悲しさというよりも、自分や家族の知識不足で無計画に猫を増やして、無駄に死んだりいなくなる猫がいたことに対する罪悪感がありました。
小さい頃はそんな猫たちのことを忘れたくなくて、生きていた証を残しておきたくて、一匹ずつ名前と誕生日をメモしたりしていました。
大人になって、そんなことはすっかり頭の片隅に追いやって、猫のことも忘れて過ごしていたのですが、紹介されている絵を見て、そんな頃の気持ちを思いだしました。
そういう気持ちを大人になっても持ち続けて、そして表現せずにいられない作者の方の優しさと繊細さを強く感じて、切なくて素敵だなあと思いました。
これからの作品にも期待したいです!
お疲れ様です。
書くのも、読むのも大変でしたね。
それでも、
ビジュアルに魅かれて、
ついつい読みふけっていました。
やはり、ラストの
「にわには」
で、驚愕の事実が分かってしまい、
すべてが理解できました。
こんなミステリ仕立てもありだな、
と感動しました。
絵描きさんのような環境にいる人は、自衛のためあまり生き物に対して情を持たないようにしてるのではないかと思っていたのですが、絵描きさんのように心を深く寄せる方もいるのですね。1羽1羽に強く思いを寄せることはきっと苦しいでしょう。それをこんな素晴らしい作品をうみだす力に変えていること、尊敬します。
私は「いただきます」が好きです。なぜなら、私も同じ気持ちを持っているからです。愛しい子たちの亡骸を養分に育った物を食べたい。人に言うのは憚られますが、自分の中に取り込んで、永遠にしたいのです。記憶は薄れますが、私の肉体の一部になれば、私が死ぬまで一緒ですから。
絵描きさんにはこれからも素晴らしい作品を生み出していって欲しいです。いつか、実物を見たいな。
個人的に我が家の土葬事情が笑えました。なるほど!っと。
絵ってこういうものだと思います。
2年前まで一緒に暮らしていた愛兎の事を思い出し、ふと部屋のボードの上にある遺骨に目をやった。
看取ることができなかった身としては『見るだけ』のエピソード、解説共に十分過ぎるほど理解できる。だからこそ、抉られた心がその絵で少し救われた様な気がした。花を供えることしかできないし、徐々に姿が薄れていくとしても。
『いっしょに』、『いただきます』がお気に入り。似たような思いがある分ダイレクトに気持ちが揺さぶられた。絵のタッチも好き。
次回個展があれば是非見に行きたいです。
応援してます。
私も猫が好きで、最後に飼っていた猫は父が亡くなった日に葬儀のじゅまにならないように土蔵の2階につないでいたら、落っこちて首吊りのようになって死んでいました。とても正視できず、弟に埋葬してもらいましたが、愛しいペットへの思いは共感できます。
絵って表現なんだなーという
当たり前のことなんだけど
深いな!と
思いました。
にわには、解説とそれまでの絵・その解説を全て含めとても良い絵。
個展どころか美術館にもほとんど行ったことのない素人ですが、一つの絵本やアルバムのように、最後のこの絵にストーリーが美しく収束していると思いました。
それぞれの絵のタイトル決定が秀逸でした(;゜0゜) 解説とエピソード読むとなるほどそういうことだったのかーとなりました。絵でこういう表現ができるってすごいです。素敵なご友人をお持ちで!
おすすめから来ました。
恐怖は感じないというか、こういう思いを臆せずに公開できるのがすごいな、と。
こういうちょっとメンヘラ的な要素をもってる方ってすごく多いと思うのですが、大体は自分の
内面でくすぶりますよね。
いずれにせよ、愛兎という絵は絵としても完成されていてすごくきれい。好きな絵はその1枚だけですが、その友人さんを怖がらず大切にしてあげて下さいね。
なるほどこういう考えや思っていることが背景にあって描かれているのか、と感動しました。ブログの記事自体も面白く、決して少ない内容ではありませんでしたが、読みやすかったです。
最後の絵「にわには」の右上にあるうさぎと矢印と☓のようなマークにはどういう意味があるのか気になりました。これからも絵を描いてください!
ご友人さんと同じ絵描きで、うさぎを飼っています。
ものすごくエピソードに共感しました。そして絵に感動しました。
衝撃を受けた事柄を自分の中で燻らせた結果、やっぱり描こうって思いに達するんですよね。
自分も1匹めのうさぎを看取ったとき、少し前まで持っていた体温が失われ冷え固くなったその子に触れたとき、絵を描かずにはいられませんでした。
ぱっと見の印象で怖い、メンヘラっぽいと思われてしまいがちかもしれませんが、深い生き物への愛情と客観的に捉えここまでの絵に昇華できる冷静さ、夥しいセンスが伺えてとても好きです。
個展の開催、おめでとうございました。これからも活動頑張って欲しいです。
私も幼い頃からうさぎが傍にいる生活を送ってきました。住んでるところも田舎で、長年飼っているといろんな別れもありました。だからこそかどうかは分かりませんが、この絵を描かれた方は本当にうさぎが好きだったんだろうなと思いました。うさぎの思い出と思いを覚えてる限り絵に残そうという感じがして、怖いとかそういう感情はなく作品を見ることができました。何点かの作品で、今はもう月に帰ってしまったうさぎの事を思い出し、涙を浮かべてしまいました。またこの方が描かれたうさぎの作品が見たいです。
うさぎや、にわとりや、飼っていた生き物たちをとても想っていることが伝わって、少し怖いようにも見える絵でも、どこか惹かれるものがあります。怖いくらい、と書きましたが、ほとんどは共感の気持ちです。またどこかで、この方の絵を見ることができると嬉しいなと思います。あまり綺麗な文章でなくて申し訳ないです、不快にしてしまったらすみません。
田舎生まれ田舎育ちです。
解説を読んでいてとても…とても共感しました。私自身(うさぎではありませんが)ペットを何度も飼いました。どの子の死も未だに重く、消化しきれません。もし自分に絵が描けたなら描こうとしてしまったのではないかと思います。そしてそれはおそらく今以上にとてもとても苦しいことでしょう。こうして形にされたご友人さんは素直に凄いと思います。
心にグリグリくる絵でしたが、またどこかで見る事が出来たらと思います。読みにくい文章で失礼しました。今後のご活躍をお祈りしています。
確かに表現が残酷だと思う人はいるかもしれないけれど、描き手のうさぎやツバメ、鶏への愛情が伝わってくる作品だと思いましたよ。
確かに表現が残酷だと思う人はいるかもしれないけれど、描き手のうさぎやツバメ、鶏への愛情が伝わってくる作品だと思いましたよ。
やっべ病んでる…!?と思いましたが、作品自体はとても美しいし、植物に意味を持たせているのも面白い~
オチにめっちゃ笑いましたwww
自分の中にある痛みと愛を忘れまいとする友人さんの優しさが溶け込んでいるように思え、私は恐怖というよりも幼い頃に忘れてきてしまったものを教えてもらえたようで、郷愁を感じました。
友人さんには、とても素晴らしい作品を公開してくださってありがとうございます、と是非お伝えください!
私も『愛兎』が一番好きですね。解説を読んでいると、つい胸が詰まりました。
作者さまと同じく動物といっしょに暮らしている者としてたいへん心に残るというか、心臓を鷲掴みにされたような感覚がありました。絵として見てもとても美しく可愛らしく、どことなく哀しくてすごく好きのですが、エピソード、解説を読むとより一層作品の深みが増し、絵から世界が立体的に浮かび上がってくるような気分になりました。素晴らしい作品をどうもありがとうございます。作者様の今後のご活躍をお祈りしています。
すごく好き。
強すぎだけど、うさぎがほんとに好きなんだな、と伝わるのですごく好き。
ツイッターのRTから来ました。
私も絵を描くのですが、自分とは全く違う作風にとても刺激を受けました。
美しいのにどこかおぞましさを感じる、けれど見ずにはいられない……そんな魅力がありますね。
解説を読んで納得しました。
作者様はまだ満足する域には達していないのかもしれませんが、自らの感情を表現することができる、素敵なアーティストだと思います。
これからも応援しています。
また、ヒトデ様の文章も面白く、読みやすかったです。
お二人はとても素敵な友人関係を築いてらっしゃいますね。
水を差すようですが、ゲージではなくケージではないかと思います
こういった作者の感情や記憶、願望が込められた絵がとても好きです。この方の絵を見られたことを嬉しく思います。
Twitterから来ました。
私はうさぎではなく猫を飼っていましたが死に目に会えなかった子、病院に連れて行っていれば助かったかもしれない子、いつの間にかいなくなってしまって帰ってこなかった子がいたので、特に怖く思うこともなくむしろ共感しながら見ることが出来た気がします。
飼い主としての愛と後悔を文章と絵から感じることが出来ました。
写真だとタッチがあまりわからないので難しいのですが、それでも世界感を見ることが出来て良かったです。
TwitterのRTから拝見しました。
この記事、思い当たるもの、絵を描かれた方に共感できるところがあり面白かったです。
私も過去に動物を飼った経験があり、作風は違いますが趣味で絵を描いています。
最初、絵を見た感想は「後半グロもあるけど美しい絵だな」と思ってました。
その後で解説を読んで驚きました。
描き手の方の、飼われていたうさぎなどへの愛情、亡くなった無念さ、一緒に過ごせたことへの感謝の思いが込められているとわかりました。
飼っていた動物が違うとはいえ、私も飼っていたペットとの楽しかった思い出、つらかった思い出、死(しかも、わからず手遅れだったりする)に対面して、やるせない思いも多々しました。
それと私は以前からメッセージ性のある絵を描きたいと思っていたので、この方の絵と解説を見て心動かされた思いでした。
私も形は違うけど、この方のように思いを絵に込めてメッセージ性のある絵を描きたいと強く思いました。
ちなみにもう処分して手元にないのですが、私は以前、今までの人生で学生時代、社会人生活で出会った人達から言われた心ない一言、言われて悔しかった言葉、傷つけられた言葉を周りに書きまくった背景に、片手を上げ醜く表情を歪ませながら泥沼に溺れてしまう自画像を鉛筆で書きなぐった絵がありました。
傷つく言葉を言われる度に背景に言葉を重ねて真っ黒になるくらい描きまくりました。
その絵をあるプロの絵描きの方に見せたら、「これ、すごく良いね」と言われました。(同時に見せた漫画絵は「うーん」という感じでした。)
この方の絵の解説を読んで、こういう過去の出来事も思い出しました。
この記事を読ませていただき、ありがとうございました!
よかった。
やっぱり、生きてる子を描いたものが、一番いいな、と思ったやつだった。
どれも素敵だけど(エピソードも)生きてる子のものからは、前向きな気分に感染できて嬉しくなれる。
他のも、解説まで読むと、納得し溶け込める。
うちも田舎だったので
動物がばんばん死んだし、ばんばん埋めたし
ときどき玄関先に、鳥の首が転がってたなあと思い出しました。
いったん埋めたのを掘り返して見物したこともある。
最後の絵は声出して笑った。
むしろこれを「怖い」「病んでる」と感じちゃう都会の人は
「死」から離れすぎなのではと感じます。
絵を見てすぐに、「死体を描いてる」と理解できる画力、素晴らしいです。
私も過去にうさぎを何羽も飼っていました。何羽も殺してきました。
小鳥やフェレットも飼っていましたし、今も犬と猫を複数飼っています。
我が家の土葬事情もこんな感じです。
共感できる事が多く、絵や解説を見ながら涙が零れました。
私も土に還ったあの子達で育った草を食べたいし、姿を消したあの子達に寄り添って生き様を見たかった。
描いて下さってありがとうございます。
友人様も、まとめて下さってありがとうございます。
拝見できてよかったです。
TwitterのRTから来ました。
どの絵からも、愛情がすごく伝わって来ました。愛兎やまいごが好きですが、1番好きなのは告白です。自責の念、兎に対する執着、愛情後悔色んなものが伝わってきました。私も犬を飼っています。忘れたくなくて、離れられなくて依存心のようなものから骨の一部をずっと持っています。それでも、あの子の匂いや手触り、体温を思い出そうとしても生きていた頃と全く同じものが思い出せません。だから、絵で残せるということを、凄く尊敬します。深い愛情を感じることが出来て、怖いと思えるような絵はありませんでした。もし、またどこかで個展を開くならば是非、直接見に行きたいと思いました。心から、関わってきた動物のことを愛していたのだと、心に迫るような絵でした。
怖いともキモイともヤバイとも思いません。
とても表現力があり素晴らしいと思います。
深い深い愛がそこにある事だけはわかりました。
死をちゃんと見つめられるのは大事な事だと思います。
後の作品ほど明るい雰囲気を持っているように思えました。
個展名の通り大切な存在への死生観の変遷を辿っているようで大変興味深かかったです。
実際の個展では全く違う姿に見えるのでしょうか、ぜひ自分の目でこの作品を見てみたいです。
本当にたくさんのコメントをありがとうございます
絵の作者と共にとても喜んでいます
個別に返信すると偉い事になるのでここでまとめてお礼申し上げます。ありがとうございました!
どうも、Twitterから来ました
私も生まれたときにはうさぎがいましたし、現在うさぎに囲まれて過ごしています。
だから死んでしまったときとても悲しかったし、描かれているうさぎに対してキモいとかヤバいとかは書かないで欲しかったです。
絵はとても好きです、Twitterフォローさせていただきます。
なにかを発信するっていうと、最近だと、
ブログ,youtube、いわゆるインターネットメディアが頭に浮かぶけど、
そうか、そういえばそうか、絵があったかとなんだか灯台下暗しな発想だった。
ヒトデの言う通り、感情を絵で表現するというところでおもしろみを感じる。
こんにちは!めちゃくちゃおもしろかったです。