だって他がまったく同じ条件なんだから、絶対先に動ける方が強くね?
って思う訳
囲碁だったら「コミ」って言って、後手にハンデが与えられるし、カードゲームとかだって基本的に先攻には何らかの縛りがある(例えば遊戯王では先攻は攻撃出来ないし、ドローも出来ない=後攻よりも手持ちのカードが1枚少ない)
何でこういうルールなのかと言うと、先に動ける方が有利だから。そりゃそうだよね
でも将棋はそうじゃない。統計的にも勝率の差はわずかに「2%程」らしい。ソースはwikiなんだけど、この記事が色々まとめてくれてあって面白かったので置いておきます
shogi1.com
でね、確かに2%先手の方が勝ってるけど、 それだけ!? って思う。しかも素人同士とかじゃなくて、 ある程度実力の肉薄したプロのデータや、 コンピュータ同士の対戦でもそれくらいになるらしい。 もしも囲碁でコミ無しだったり、 遊戯王で先行がドロー出来たら、絶対こうはならない
しかも年によってはプロ同士の年間の対局で後手が勝ち越している 年もある
それで、じゃあどうしてなのさ! っていうのを、調べた
それなりに腑に落ちたので紹介しておく
まず1つは、
将棋は囲碁等と比べると、 終盤になるほど手が増えて複雑に分岐いく競技で( 囲碁は必然的に打つスペースが減って行くが、 将棋は相手の駒を手にして打つ事が出来るため)
そうなると、 序盤のわずかな利を勝利に結びつけるのは難しい
とのこと
うーーん、言ってる事はわかるけど、何だかなぁ、とちょっと釈然としない
とか思いつつ適当に調べていると良い感じの解答があったので簡単にまとめて紹介します
何故将棋が先手が完全に有利ではないのか
まず、将棋は中盤に入ったところで「作戦勝ち」 をしていればそのままそれが勝利に結びつきやすくなる
では、 先に動かせる方が作戦勝ちしやすいかと言われるとそうではなく、 後手は「相手の出方を見てからこっちの作戦を決める」 という事が出来る
つまり、後手は相手の出方を見てからそれに対応しやすい作戦をぶつけ、「 作戦勝ち」を狙う事が出来て、そのような「後に指す得」 というものがある
しかし、相手より1手先に指す事も得な事は明らかで
最近の将棋の序盤理論は
「先に指す得」VS「後に指す得」
という構図が出来上がっているらしい
こうしてお互い、「自分の得な部分をどのようにして活かすか」 という戦いになっていくと、 結局のところほぼ互角になっていくんだってさ!
うーーん、面白い!!
っていうか深い! 深すぎて最早何も見えん!
どんだけ完成されたゲームだよ! ってなるよね。考えた奴どうなってんだよ。 いや元とか知らないけど。どうせならそれも調べよっかな
前に記事にも書いたんですが
初心者だからまだ伸び代が死ぬ程あるっていうのは非常に楽しいです
っていうか最早伸び代しかねぇ!
将棋はやればやるほど際限なく強くなる(もちろん際限はあるが、かなり先の話)っていうのが面白い部分で
むしろ際限なさ過ぎてどうすりゃええねん! って途方にくれてしまう部分もありますけどね
まあこれで飯食ってくってわけでもないんで、ぼちぼち将棋ウォーズを1日3戦こなしつつ、楽しんでやっていけたらなと思っています
話それまくったけどそんな感じ!
おわりっ
追記
何と遠山雄亮 五段からこの記事へのコメントを頂きました!
面白かった! このブログの棒銀のエントリも秀逸。確かにウォーズの3級くらいに棒銀専門の人を見かける。 何で将棋って先手完全有利じゃないの? 調べました https://t.co/r76Id8m6A2
— 遠山雄亮 (@funnytoyama) November 9, 2015
もう1つのエントリー(上記)も合わせて褒めて頂いてる…… 超初心者の文章に恐縮です!! ありがとうございます!!
ちなみに遠山五段、はてなブロガーだった!
ブログも張っておきますのでよければ是非見に行ってください
追記おわりっ
52%の勝率なら負率は48%
差は4%なのでは
Uさん
確かに!!!!
こんにちわ。
完全な通りすがりな人です。
このブログもヒトデさんの事もまったく
知識ありませんがカキカキ失礼します。
長文乱文で申し訳ないです。
私も超が付くほど将棋へっぽこぴーな人間で人と刺すのは…と、ハムとか相手にちょっとずつ将棋の理解が進まないものかと遊んでいて思った事があります。
※私の口から出る将棋感をまともに受け取るのは大変危険です!!超弱輩者の憶測妄想ですのであしからず。
将棋って歩の突き捨てからとか言ってみたり、攻めようとすると先に駒を渡すし、それでカウンターがかかったり、受けるのは自陣で手数少な目でもできたりりする事もありますし、攻めると伸びて伸びてスカスカになって急所を狙われたり、四間飛車の捌き狙いで、後の展開で手数と駒組みの利で勝とうとしたり。
結局は戦法で択をかけたりして無理やりにでもスキを作っちゃろうとしないとダメなのかなぁと。
すごい未来に将棋の初形から派生しうるすべての”木”(互角から勝敗が確定するまでのすべての分岐。かたむいた互角が取り戻せなくなる局面は敗北確定ルートでその先は一本道?)が解析し終わったら、なにか失着やスキが無い限り、攻め始めたほうが負けるのかな~?なんて妄想してみたり。
そうなると、将棋の最後は千日手?
先手が急戦で押切勝ちルートが無い限り。
プロの棋士さんですと、引いたり行ったり来たり往復する酷い手は刺せないなど、将棋のルール以外からくる別次元での縛りみたいな働きがあってこそ開戦するのかなぁ~など思ってみたり。
プロ棋士やトップ棋士の先生方に先手後手の有利について理由解説つきで聞いてみたい面白い話題ですねー!
あー将棋って何なんだー!
理解できる頭が欲しいです。
こんにちは
別の通りすがりです。
将棋の簡略化Verの動物将棋は、既に解明されていて、双方が完璧に指した場合、後手の勝ちとなるようです。
一方で、同じチャトランガ系のゲーム、チェスでは先手の有利が大きく、同じ実力者同士の場合は、先手が勝ちを狙い、後手が引き分けを狙うみたいです。
将棋は究極は千日手と予想しています。全く根拠はありません。
以前羽生さんが「打ち歩詰めのルールがなければ、先手必勝」と言っていたそうです。
参考URL:ttps://www.youtube.com/watch?v=dWbP51SMbmw
通りすがりです。 さん
将棋すきなんですねw
そういう事を考えるのも楽しいですよね!
とおりさん
羽生先生が言うともう真実にしか聞こえないw
遊戯王は先手ドローできるようになったんだよなぁw