僕はジョジョASBから格ゲーというものに触れたんですけど(ASBは格ゲーじゃねえ!とかそういう話はおいといて)
その後そのASBを一緒にやっていた人達の影響でストリートファイターを始めたんです
たぶん、一番有名な格ゲーですよね
まったく知識のない自分でも「リュウ」「ケン」「波動拳」「昇竜拳」は知ってました
経験の差が圧倒的にものを言う
で、基本的にこの手のゲームってほとんどの人が始めたところで勝てないんですよね
格闘ゲームって経験差が圧倒的にものを言うゲームなんですよね
でも僕の場合は同時期に始めた人達が何人もいたので、楽しくプレイを進める事が出来ました
それと同時に、教えてくれる人もいたので、それなりに上達もしていきました
で、もちろん前者の同じくらいのレベルの人っていうのもモチベーション的な意味で重要なんですけど、格ゲーを本当に楽しもうと思ったら後者の人の存在が必要不可欠なんです
何故なら、格ゲーっていうのは「説明書に乗っていないのに知らないとダメな事」が滅茶苦茶多いんです
例えばこのストリートファイターでは、グラップ(しゃがみグラップ)何ていうテクニックが初心者が真っ先に覚えないといけない事ですね
ストリートファイター4はこれを知らないと投げのみで一生負けます。
最早対戦する上での必須テクニックです。でもどこにも書いてないんです。
説明書にも
「相手の投げ中にこっちも投げ押したら投げ抜けできっから」
みたいなふんわりしたことしか書いてないんですよ
他にもこの技にはこの反撃だとか、この技は低姿勢の技で避けれるよとか、この技はガードして1フレ相手が有利だよ、とか
どこにも書いてもない癖に知らないとダメな事があまりにも多いんです!
まあとはいえ今はwikiとかがあるんで、調べたらその手の情報は得られるんですけど、
逆に言ったらゲームを買ってきて、対戦をして自分一人で気付く事が出来るかって言われたら絶対無理なんですよね
そりゃ敷居も高くなるよなぁって感じます
まあガチャガチャ動かして楽しい!! ってなればそれでも全然いいと思います
僕もASBはそうでした。ジョジョキャラが動いてるだけで楽しい。
そもそも初めてやる時は技すら出せません
半回転とか出来るわけねえじゃん! とか言ってました
そんなわけでボタンを連打するだけでコンボが出るっていう最近のシステムはあっても良いと思います
勝つための知識
でもね、やっぱ人間、勝負する以上勝ちたいですもんね
では勝つためにはどうするか、っていうとそういう部分を覚える必要があるんです
格ゲーの攻防はジャンケン何かによく例えられますけど、このゲームのジャンケンはグーチョキパーだけじゃなくて
グー+チョキの手だとかチョキ+パーの手なんかも存在してるんですよね
そう言った手札を持っていないプレイヤーは、もちろんそういう特殊札を持ってるプレイヤーには勝てるわけないんです
それどころかグーチョキパーがそろっていないプレイヤーも大量にいます
グーとチョキしか持ってないとわかったらもう一生グーを出されるだけで負けるわけです
システム面をなんとかするとしても、次に立ちはだかるのはキャラ対策とコンボです
どちらも覚えない限り勝てません
コンボに関しては簡単なキャラだったり、威力は下がるとしても安定するコンボがあったりするのでそれをチョイスすればまだいいのですが
キャラ対策はやらない限り絶対勝てません
この技にはこの反撃。このキャラには出来るだけこの距離で戦う。この起き攻めはめくり(反対側にあたる攻撃)
揚句のはてに先程と同じように
「このキャラのこの技はガードして2F不利だから~~」
とか
「この技は出初めに下半身無敵があって~~」
とか
「この起き攻めは裏側に当たった後に表側に落ちてくるから~~」
とか
覚える事があまりにも多いんです
(ちなみにフレームとは動画を構成する個々の静止画のことです。ざっくり説明すると、ウル4は60fpsのゲーム何で、1秒間当たり60枚の静止画を連続して表示しています。つまり1F=1/60秒ですね)
ゲームをある程度続ける事が出来ると、そういうのを少しずつ覚えていけるのが楽しかったりするんですけど、そりゃ初心者は逃げるよなぁって思います
格ゲーの本当の面白さ
ただね、この
システム、キャラ対、コンボ
全部しっかりした上での試合はね
滅茶苦茶面白い
ただ適当に技を振ってるだけだったのが、
「このキャラはこういうキャラでこの技を振ってくるはずだから俺はこの技を置く! それに対応してこの技を振ってきたなら俺は攻撃をふらずに前歩きして有利な状況を作る! それを嫌ってこの技を振ってきたらこの技で反撃する!」
みたいな。しかもそれは距離によって変わってくるわけですから、目まぐるしく状況が変わり、それに対応した思考が要求されます。間合いも遠距離中距離近距離みたいなざっくりしたものだけでなく
中距離と1口に言っても
中キックがギリギリ当たらない距離 中キックが当たる距離 中キックは当たらないけど大キックは当たる距離
みたいに結構細分化されてます
常に考えて、相手の考えを読み、対応する
こういった攻防が上級者の対戦にはあります
まあ僕がこれ出来るかって言ったらそりゃ出来てないんですけど
でもこういった対戦を目指して行きたいものですね
そのためにはまず全キャラのわからない部分をなくした上で技の特性を理解する必要があるわけですけど
さらに対戦が続けば人読みも発生します
「この人は遅らせグラップが多いからこちらもさらに遅らせて漏れてくる小足をつぶす!」
「こいつは空中で相打ちした場合毎回バクステして波動を打ってるから思いきって飛ぶ!」
みたいな。何言ってるかわかんないですよね。すいません
ただ、こうなってくるとさらに面白いですね
私たちは人間である
でもこれには問題があって、システムコンボキャラ対、それぞれが出来ていない状態でそれを目指しても
何にも考えてないプレイヤーに普通に負けるんですよね
それに温まって
「は~~~? やってられるか猿が! 死ねゴミ! 昇竜! 昇竜! 昇竜拳!!!!」
ってなります。猿の仲間入りです
特にランクマッチのような勝敗によってポイントが変動する戦いでは1回きりの勝負のため、いわゆるリスクを無視したハイリターンな行動をとりまくる相手も大量にいるんで尚更猿化が進みますね
猿ではなく、人間としてしっかり楽しむと、格闘ゲームの楽しさというもの見えてきます
はっきり言って敷居は高いですが、ストリートファイター、オススメです
そんな感じ!
おわりっ
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「新しい負け方」をするたびに楽しいですよね。
自分もそのキャラとワザを使えばいいので、「敗北」こそが最大の師匠になります。
とは言え、(自分の経験値と比較して)あまりに高度な事をやられると、どうやれば再現できるのか理解できないのが辛いですが。
>>名無しさん
すごいわかります!!
自分よりも少し強いくらいの相手が対戦してて一番楽しいですね
ただそれが楽しいと思えるよりも前に離れていく、(もしくはそもそも手を出さない)人も多いと思いますね;;
トレモ行け!
コラ
スト4のコラムを読みたくて数十件近くのサイトを探し回った結果、このページが一番面白かった。
かりうさん
スト4のコラムかといわれると微妙かもですが、ありがとうございますw
すごく共感できます!
これはesportsと呼ばれるゲームジャンルに共通していることですよね
もう10年やってんのに、かてねー
なんで辛いだけなのに格ゲーやってんのかなおれ
身内とやる分には楽しいんだけどな
弱いやつ倒して楽しんでるだけなんかな
はぁ、なんか憂鬱