【カタカナのきれいな書き方】書き順、お手本を解説！【片仮名の美文字】

今回は、カタカナの「ア」から「ン」までの正しい書き順やきれいな書き方のコツを紹介していきます。

カタカナは「画数が少なく」、「角ばっているものが多い」文字です。

カタカナはバランスが取りづらく、書道経験者でも難しいと感じる人が多い文字なのです。

ひらがなやカタカナが綺麗だと、文章全体を眺めた時に「綺麗な字」と認識されやすい

大人の方でひらがなやカタカナはもちろん、実用的な漢字をきれいに書きたい方は通信講座もおすすめです。

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カタカナのア行：アイウエオのきれいな書き方、書き順を解説

ア行（アイウエオ）の書き方や書き順、きれいに書けるコツを紹介していきます。

『アイウエオ』のカタカナは日常場面でも書くことが非常に多いもの。

この他にも書くことがある場面の文字はたくさんあります。

そのため、お手本を見ながら書き方の練習としてもお役立てください。

最初はうまく書こうとせずに、大きくのびのびと書いてみましょう。
基本的なコツや「とめ」「はね」「はらい」をしっかり行うこと。
次第に文字の自信がついて少しずつきれいな美文字へと変わっていきます。

カタカナの『ア』の書き方や書き順について

『ア』の元になった漢字→【阿】

一画目の打ち込み後少し右上がりに動かした後はおり、えんぴつは離さずに次のはらいを大きく行いましょう。
二画目は真ん中の位置から真っすぐ下げた後その後しっかりはらうことでバランスよくきれいに見えます。

カタカナの『イ』の書き方や書き順について

『イ』の元になった漢字→【伊】

一画目の斜め下に下げる際には『約45度（90度の半分）』の角度で下げることでバランスよく見えます。
二画目の止める位置は長すぎず、短すぎずの見本のような長さにしましょう。

カタカナの『ウ』の書き方や書き順について

『ウ』の元になった漢字→【宇】

一画目は真ん中の位置からスタートさせましょう。
三画目の曲げやはらいの場面では間の空間を意識することでよりバランスよくきれいに見えます。

カタカナの『エ』の書き方や書き順について

『エ』の元になった漢字→【江】

一画目は短め、三画目は一画目より長めに書くことでよりバランスが良くなります。
二画目は真ん中の位置からスタートさせましょう。

カタカナの『オ』の書き方や書き順について

『オ』の元になった漢字→【於】

一画目と二画目が交わる箇所は長さの強弱をつけることでよりバランスよく見えます。
二画目は中心よりもやや右側からうちこみましょう。

カタカナのカ行：カキクケコのきれいな書き方、書き順を解説

カタカナのカキクケコの順番に書き方やポイント、コツを紹介していきます。

カタカナの『カ』の書き方や書き順について

『カ』の元になった漢字→【加】

一画目と二画目が交わる場所は長すぎず短すぎない場所に書くことで空間が空きバランスが良くなります。
みぎあがり以外にも「おる」「はねる」「はらい」を意識的に行うことできれいに見える文字です。

カタカナの『キ』の書き方や書き順について

『キ』の元になった漢字→【機】

二画目は一画目に対してうちこみと止める位置どちらも長めに書くことが大事です。
右上がりにすることも忘れずに書くことでバランスが取れやすく綺麗に見えます。

カタカナの『ク』の書き方や書き順について

『ク』の元になった漢字→【久】

真ん中には空間の「丸」があることをイメージして一画目、二画目を書いていきましょう。
一、二画目ともにおおきく同じ方向にはらうことでバランスが良くなります。

カタカナの『ケ』の書き方や書き順について

『ケ』の元になった漢字→【介】

三画目の打ち込み位置は、二画目の真ん中からスタートしていきましょう。
一、三画目は大きく同じ方向にはらうことできれいに見えます。

カタカナの『コ』の書き方や書き順について

『コ』の元になった漢字→【己】

真ん中の空間を意識しながら一、二画目をうちこみましょう。
うちこみやおることをしっかり意識して行うことでバランスよくきれいに見えます。

カタカナのサ行：サシスセソのきれいな書き方、書き順を解説

カタカナのサシスセソの順番に書き方やポイント、コツを紹介していきます。

カタカナの『サ』の書き方や書き順について

『サ』の元になった漢字→【散】

二画目、三画目の打ち込み位置は三画目が高くなるようにすることが大事です。
真ん中の空間を意識して書くことでバランスよく綺麗に見えます。

カタカナの『シ』の書き方や書き順について

『シ』の元になった漢字→【之】

うちこみ位置は二画目が一番外側に飛び出るように意識してかいてみましょう。
「ツ」と文字が似ていますが、「シ」の場合は縦に揃えることできれいに書くことが出来ます。

カタカナの『ス』の書き方や書き順について

『ス』の元になった漢字→【須】

一画目と二画目の最終位置は基本同じ高さで書くようにしましょう。
二画目のうちこみ位置は中央の場所で始めることでバランスよく綺麗に見えます。

カタカナの『セ』の書き方や書き順について

『セ』の元になった漢字→【世】

みぎあがりに動かすことでバランスよく空間が空きやすいです。
中央の空間を空けることを意識して書くことでよりきれいに見えます。

カタカナの『ソ』の書き方や書き順について

『ソ』の元になった漢字→【曽】

「ン」と似ているひらがなですが、「ソ」の二画目の書き順は上からうちこみましょう。
うちこみやはらいを意識することで「ン」と「ソ」の区別がつきやすいです。

カタカナのタ行：タチツテトのきれいな書き方、書き順を解説

カタカナのタチツテトの順番に書き方やポイント、コツを紹介していきます。

カタカナの『タ』の書き方や書き順について

『タ』の元になった漢字→【多】

一画目と二画目のはらいの向きは同じ位置で行いましょう。
三画目の位置を見本のように行うことで空間が空きバランスが取れやすくなります。

カタカナの『チ』の書き方や書き順について

『チ』の元になった漢字→【千】

漢字の「千」と似ていますが、「チ」は大きくはらうことを意識しましょう。
一画目の長さよりも二画目を長くとることでバランスよくきれいに書けます。

カタカナの『ツ』の書き方や書き順について

『ツ』の元になった漢字→【川】

「シ」と似ていますが、「ツ」は一、二画ともに斜めにおろすことを意識しましょう。
※「シ」の場合は横に下げるように書きます。
うちこみ位置は合わせておくとより綺麗に見えやすいです。

カタカナの『テ』の書き方や書き順について

『テ』の元になった漢字→【天】

一画目よりも二画目の長さを意識することで自然とバランスが良くなります。
三画目の打ち込み位置は二画目の真ん中から始めることできれいに見えます。

カタカナの『ト』の書き方や書き順について

『ト』の元になった漢字→【止】

二画目の打ち込み位置は一画目の真ん中より上の位置から行うことでバランスが良くなります。
※一画目の上側は短め、下側は長めにとることを覚えておきましょう。

カタカナのナ行：ナニヌネノのきれいな書き方、書き順を解説

カタカナのナニヌネノの順番に書き方やポイント、コツを紹介していきます。

カタカナの『ナ』の書き方や書き順について

『ナ』の元になった漢字→【奈】

一画目の長さは二画目よりも短めに書くことでバランスよくなります。
一画目と交わる場所までは真っすぐ下におろして、そのあとカーブさせるようにはらうことで綺麗に見えます。

カタカナの『二』の書き方や書き順について

『二』の元になった漢字→【仁】

一画目は短め、二画目は長めを意識して中央の空間を意識出来ればバランスが良くなります。
漢数字の「二」とほぼ同じように書くことがポイントです。

カタカナの『ヌ』の書き方や書き順について

『ヌ』の元になった漢字→【奴】

おるときにはえんぴつは離さずにそのまま斜め下に大きくはらいましょう。
一画目と二画目の交わる場所は大体真ん中。
空間や長さを意識することでバランスよく綺麗に見えます。

カタカナの『ネ』の書き方や書き順について

『ネ』の元になった漢字→【祢】

二画目と三画目が交わる場所は大体真ん中の位置で行うことで基本的なバランスが取れます。
四画目の空間をあけることを忘れる方もいるので注意してください。

カタカナの『ノ』の書き方や書き順について

『ノ』の元になった漢字→【乃】

一画のみのカタカナですが、しっかり打ち込みを意識してそのあとは大きくはらいましょう。
基本的な「はらい」の動きはカタカナ以外でもうまく書けると字が変わってきます。

カタカナのハ行：ハヒフヘホのきれいな書き方、書き順を解説

カタカナのハヒフヘホの順番に書き方やポイント、コツを紹介していきます。

カタカナの『ハ』の書き方や書き順について

『ハ』の元になった漢字→【八】

一画目の打ち込み位置は二画目よりも低めに書くことを意識しましょう。
終了位置はどちらも同じ位置でバランスが取れます。
真ん中の空間も意識することでよりきれいに見えます。

カタカナの『ヒ』の書き方や書き順について

『ヒ』の元になった漢字→【比】

一画目は左から右に書いていきます（右から左に書かないように書き順には注意！）
一画目と二画目の最終位置はそろえることでバランスが取れます。
空間も見本のように意識していきましょう。

カタカナの『フ』の書き方や書き順について

『フ』の元になった漢字→【不】

おる時にはえんぴつは離さず次の流れの準備を行いましょう。
空間が出来るように見本を見て斜め下におろすことでバランスよくきれいに見えます。

カタカナの『へ』の書き方や書き順について

『へ』の元になった漢字→【部】

「へ」はひらがな同様に最初は短く、おった後は長めにとってください。
バランスよくとるコツとしては、打ち込みの場所を下にしすぎないことで空間がひらききれいに見えます。

カタカナの『ホ』の書き方や書き順について

『ホ』の元になった漢字→【保】

「ホ」はとめ、はねがはっきりしたカタカナでこれらを意識することできれいに書くことが出来ます。
三画目、四画目は「はらい」ではなくしっかりとめるようにしましょう。

カタカナのマ行：マミムメモのきれいな書き方、書き順を解説

カタカナのマミムメモの順番に書き方やポイント、コツを紹介していきます。

カタカナの『マ』の書き方や書き順について

『マ』の元になった漢字→【末】

一画目は最後とめずにはらうことを意識しましょう。
二画目は見本のように長すぎず短すぎずを意識することでバランスよく綺麗に見えます。

カタカナの『ミ』の書き方や書き順について

『ミ』の元になった漢字→【三】

各空間を意識して書くことでバランスよく綺麗に見えます。
三画目は二画目よりも少し長めに書きましょう。

カタカナの『ム』の書き方や書き順について

『ム』の元になった漢字→【牟】

一画目は最後とめずにはらうことを意識しましょう。
見本のように中央に空間が出来るように書くことを意識することできれいにバランスが取れます。

カタカナの『メ』の書き方や書き順について

『メ』の元になった漢字→【女】

最後の動きとして一画目は「はらい」二画目は「とめる」なので間違えないようにしましょう。
また、一画目は長め、二画目は短めに書くことでバランスが取れやすいです。

カタカナの『モ』の書き方や書き順について

『モ』の元になった漢字→【毛】

一画目と二画目の長さを意識することでバランスが取れやすいです。
空間をしっかりあけるように三画目の長さも見本のように書きましょう。
二画目と三画目の最終位置は二画目を長めにとることでバランスが良くなります。

カタカナのヤ行：ヤユヨのきれいな書き方、書き順を解説

カタカナのヤユヨの順番に書き方やポイント、コツを紹介していきます。

カタカナの『ヤ』の書き方や書き順について

『ヤ』の元になった漢字→【也】

ひらがなの「や」と似ていますが、カタカナの場合はおることを意識することで綺麗に見えます。
二画目の斜めに下げる時も見本のように空間を意識しながら下げることでバランスが良く空間を開けることが出来ます。

カタカナの『ユ』の書き方や書き順について

『ユ』の元になった漢字→【由】

一画目はおった後内側に入れるように下げることでよりバランスよくきれいに見えます。
二画目は一画目よりも長く丸みを意識して右上がりすることも意識しましょう。

カタカナの『ヨ』の書き方や書き順について

『ヨ』の元になった漢字→【與】

「ヨ」は「右上がり」「とめる」そして、空間を意識することでバランスよくきれいに書けるカタカナです。
一画目のおった後は気持ち内側に入れることも意識してみましょう。

カタカナのラ行：ラリルレロのきれいな書き方、書き順を解説

カタカナのラリルレロの順番に書き方やポイント、コツを紹介していきます。

カタカナの『ラ』の書き方や書き順について

『ラ』の元になった漢字→【良】

横の長さは一画目よりも二画目を長めにとることを意識しましょう。
空間も見本のように空けることでよりバランスが良くなります。

カタカナの『リ』の書き方や書き順について

『リ』の元になった漢字→【利】

ひらがなの「り」は一画目はねますが、カタカナの場合はとめが必要です。
うちこみの位置は一画目よりも二画目が高くなるようにしましょう。
一画目の最終位置は「とめる」二画目は「はらい」なので注意してください。

カタカナの『ル』の書き方や書き順について

『ル』の元になった漢字→【流】

二画目は一画目よりも高い位置からうちこみ、おる位置では一画目と最終位置が同じようにしましょう。
二画目のはらいは曲げるように大きくはらうことでバランスよくきれいに書けます。

カタカナの『レ』の書き方や書き順について

『レ』の元になった漢字→【礼】

「ル」の二画目同様に真っすぐ下におろした後は大きく曲げるようにはらうことが大事です。
おる、はらいの２つが出来ればきれいに書くことが出来るカタカナ！

カタカナの『ロ』の書き方や書き順について

『ロ』の元になった漢字→【呂】

「ロ」はとめ、はねをしっかり行うことできれいに書くことが出来るカタカナ
見本のように中央の空間を開けることを意識することでバランスが良くなります。

カタカナのワ行：ワヲンのきれいな書き方、書き順を解説

カタカナのワヲンの順番に書き方やポイント、コツを紹介していきます。

カタカナの『ワ』の書き方や書き順について

『ワ』の元になった漢字→【和】

一画目は少し内側におろすことがポイント（真っすぐおろさないように注意）
真ん中の空間が空くことでバランスが良くなるので、見本を見ながら空間を意識しましょう。

カタカナの『ヲ』の書き方や書き順について

『ヲ』の元になった漢字→【乎】

一画目から続けて三画目を書かないように注意しましょう（正しい書き順で）
一画目と二画目は同じ長さでどちらもしっかりとめます。

カタカナの『ン』の書き方や書き順について

『ン』の元になった漢字→【尓】

一画目と二画目は同じ位置からうちこみます。
「ソ」と似ていますが、「ン」の二画目は下から書くのでうちこみや書き順を守ることで見分けがしやすくなります。

カタカナをきれいに書くためにお手本を見て練習して美文字を目指そう！

今回は「ア」から「ン」までのカタカナの書き方や見本を書き解説しました。

実際にえんぴつやペンを持ってノートに書いてみることでそれぞれのカタカナの特徴が分かってきます。

まずは大きくのびのびと字を書いてきれいな美文字へとつなげていきましょう！

ひらがなのきれいな書き方を学びたい方は下記の記事もご覧ください▼