- 大人きれいな字を書く方法
- 綺麗な美文字を書きたい
- 文字を書く上でのコツを見て実践したい
今の現代はスマホやパソコンの普及で文字を書くよりもデジタルで入力することが増え、紙やノートに文字を書く機会は少なくなっています。
とはいえ、職場での書類作成や役所の窓口、ホテルのフロント、冠婚葬祭の芳名録などに名前や住所を記入する場面は意外と多いものです。
記入欄を前にして「今よりももう少しきれいな字を書けるようになりたい…。」と思った経験はありませんか。
文字を書く上で「ただ綺麗に書こう」と思っても正直きれいに書くことは至難の業。
そこで今回は、なかなかうまく綺麗に文字を書けない方に向けて、今よりも綺麗な美文字になるコツやすぐに試せる裏技を紹介していきます。
達筆なかっこいい字になりたい方に7つのコツも別で紹介しています▼
そもそも美文字(びもじ)ってなに?
『美文字(びもじ)』という漢字を見た時に大体の予想は付きますが、そもそもどんな文字のことでしょうか。
美文字とは簡単に言うと「きれい・上手・美しい」という文字のこと。
またその他にも文章全体のバランスや読みやすさも含めた総合的なものが美文字につながります。
ちなみに、美文字の反対の言葉は『汚文字』。
名前の通り「きたない、下手」という文字です。
みなさんは「美文字」もしくは「汚文字」どちらに当てはまりますか?
自分の字を見つめなおすためにも、より美文字に近づけるためにも、是非最後までご覧ください。
字が綺麗なメリットと字が汚いデメリットはなに?
字が綺麗な人と字が汚い人の特徴をそれぞれ紹介する前に、メリット・デメリットを紹介していきます。
個人的には字が綺麗だと『確実に得をして』逆に字が汚いと『損をしてしまう』ことが多いと考えています。
では、それぞれの紹介を行っていきましょう。
きれいな文字を書ける人のメリット
まずはきれいな文字(美文字)を書ける人のメリットをそれぞれ解説していきます。
- 頭がよい知的な好印象を与える
- 入試時、就職時に有利になる
- 書類を書く時に困らない
- 読む側が助かる
- 「字が綺麗な人」と覚えてもらいやすい
頭がよい知的な好印象を与える
有名なことわざでは「名は体を表す」や「書は人なり」、「字は体を表す」などと言われています。
簡単に解説すると文字にはその人の人柄が文字として表現されるということわざ。
例えば、ゆったりのびのびとした字を書く方は落ち着きある優しい印象に…。
逆に文字を早く雑に書く場合はせかせかとしたせっかちさんな印象…。
簡潔にまとめると字が綺麗なだけで知的で頭が良い印象を与えられることから『信頼や仕事が出来る人』というプラスのイメージを思ってもらいやすいです。
入試時、就職時に有利になる
私の体験として、高校入学時や就職時は字が綺麗なことでかなりプラスに働きました。
私自身は小学生のころから習字教室に通っており、内申書や履歴書の資格取得欄に記載をしていましたが、面接官(人事担当者)にはどちらも質問をされた経験があります。
書類を書く時に困らない
いくらパソコンやスマートフォンが主流であっても、既に働いている社会人の方は必ずと言ってよいほど書類書きが必要なケースが出てきます。
- 重要な書類
- 封筒の宛名
- 手書きの手紙
- メッセージカード
普段から書きなれている名前や住所、その他に必要に応じた内容を手書きで書くことが度々あり、きれいに書けることでストレスなく逆に楽しくスラスラ書けてしまいます。
読む側が助かる
もし自分が読む側の立場だとしたら、きれいで読みやすい文字を読みたいですよね。
相手に見せるという上できれいな字を見せることが出来れば読み手もストレスなくどんどん読み進めることが出来ます。
逆に汚い読みずらい文字になるとストレスうんぬんよりも「まず読み進めたいと思わない」という方も多いはず。
「字が綺麗な人」と覚えてもらいやすい
まずみなさんの周りに「字が綺麗な方」はいますか?
思い浮かべてみた時に1人や2人はいるのではないでしょうか。
それだけ字が綺麗に書けるということは周りから一目置かれる存在になったり、字を通して話のネタにもなります。
字が綺麗と思われるまでにはそれだけの練習や時間が必要にはなりますが、字が綺麗なことで決して損はしないのでこのような希少な存在になるべきです。
字が汚い汚文字のデメリット
次は字が汚い(汚文字)の方のデメリットをそれぞれ解説していきます。
- 雑な人に見えてしまう
- 頭が良くない悪印象を与える
- 仕事に支障が出る
雑な人に見えてしまう
メリットでも紹介した「名は体を表す」などのことから字が汚いと雑な印象を受けてしまいがちです。
他に字が汚いことで考えてしまう印象
きれいに書いていない→気配りが出来ない
字が汚い→頭が良くみえない
頭が良くない悪印象を与える
これは字が上手、下手で頭の良さは一切関係ありませんが、よくみなさんが想像することとして
『字が汚いから頭はよくなさそう』というイメージ。
もちろん、字が汚くても頭がいい方は山ほどいます。
ただ、イメージだけの話でいえば悪印象を与えてしまうというのは紛れもない事実。
少しでも今の自分の雰囲気をよくするには、今の文字よりも綺麗にして良いイメージを相手に与えたいですよね。
仕事に支障が出る
人に見せない自分用のノートなどでは文字は多少汚くても自分さえ読めさえすれば全く問題ありませんが、人に見せるとなると仕事に支障が出てしまいます。
例えばゆがんでいる文字で相手に的確に伝えられない、もしくは文字を誤認してしまうと円滑に仕事が進められないので、自分にも相手にもデメリットがあります。
まだまだデメリットはありますが、今回は現在の自分の文字を理解して、カンタンに実践できるポイントやコツをまとめたので是非実践してみてください。
美文字になれる!大人きれいな字になる5つの方法
流れるようなサラサラと書ける大人っぽい文字やきれいだなと思わずうっとり見とれてしまうような文字を書きたいですよね。
そんな美文字ですが、実は誰でもコツを知ることで美文字に1歩近づくことは可能です。
「そんなのムリムリ」
「練習をつづけるのは苦手だし」などと、少しでも思ってしまった方…。
そんな方でも試しやすいポイントを5つにまとめました。
大人きれいな文字になる5つの方法について
→タップで気になる場所に飛ぶことが出来ます▲
方法①:とめ、はね、はらいをしっかり行おう
文字には書き方の基本があり、書き方の基本を押さえるだけで文字は美しく見えます。
ここでは文字の書き方の基本である、「とめ」、「はね」、「はらい」の3つを紹介します。
「とめ」とは、文字を書き 終わる際のとめる動作のこと。
この書き終わりの動作をしっかりと「とめる」ことで文字は驚くほどきれいに見えます。
終わりをしっかりととめることを意識してみましょう。
「はね」とは、払いあげるように書く文字のこと。
たとえば平かなの「い」のように左側から書きはじめて右側に進む前にある払いあげる部分がはねです。
このはねをしっかりと書くことが美文字のコツ。
「か」「こ」なども同様にはねのある文字を書く際は 、ペン先をしっかりとはらいあげるようにして書くとよいです。
「はらい」とは、漢字の「道」などにある「しんにょう」の部分のように、1回とめて 最後に伸ばす部分のこと。
ここをしっかりとはらうことで伸びやかな文字が書けます。
以上の3つの基本を押さえておくだけで、文字は美文字に見えます。
方法②:大きくゆっくり文字を書こう
文字を書く時には大きくゆっくり書くことを意識していきましょう。
大きく書くだけで一本一本の文字の線が真っすぐ引かれてきれいに見えます。
大きく書くためには、ゆっくり書くことが大切です。
あわてないでゆっくり書くことで字形のくずれを防ぐことができます。
方法③:縦・横の線をまっすぐ書こう
縦や横の線は意識してまっすぐに書きましょう。
縦や横の線がまっすぐになっているだけで整った文字に見えます。
縦や横の線を書くときのコツとしては、ペンを軽く持ってペン先をスーっと引くようなイメージで書くとまっすぐな腺が書けます。
方法④:基本は右上がりに書こう
線を真っすぐ書けるようになったら、少し右上がりに書くことも意識してみましょう。
私たちが文字を読む際には、目線が左から右へと向かうものです。
ここの目線の流れを意識して、文字をほんの少し(約6度)右上がりに書くということが美文字を書くためのおすすめの方法です。
方法⑤:正しい書き順で文字を書こう
文字は流れに沿って正しい書き順があります。
間違った書き順はやはり字形がくずれてバランスが悪く見えてしまいます。
正しい書き順は、文字が次へとつながるように流れるような大人っぽいきれいな文字が書けます。
少し面倒にはなりますが、文字の書き順で迷ったときはスマホなどで検索してから書くことがおすすめです。
美文字の人がしている!?オシャレきれいな文字になるコツ
あの人は、どうしてあんなに「きれいな文字が書けるんだろう…。」と思った経験はありませんか?
それは美文字の人が共通して実践しているコツというものがあるからです。
そんなきれいに書けるコツを3つ紹介していきます。
ほんの少しのコツをつかむことで、オシャレできれいな美文字につながりやすくなります。
オシャレきれいな文字になるコツ
コツ①:大きくのびのび書こう!
文字の大きさに メリハリをつけることが、きれいな美文字を書くコツ。
文字の大きさにメリハリがつくと全体のバランスが整い、のびのびとした印象の文字になります。
また、画数の多い漢字はひらがなより少し大きめに書くことでメリハリの利いた美文字が書けます。
コツ②:何度も見本を見て練習してみよう!
美文字への近道は、やはり見本どおりの文字を書くことにあります。
急がば回れの精神で、見本を見て何度も練習する反復練習が、美文字へ続く第一のステップになります。
あまりお金をかけたくないけど美文字になりたい方におすすめなのがボールペン字の練習帳です。
下記の記事では本屋などの書店に売っているおすすめの本の選び方を含めて紹介しています▼
コツ③:自分の得意・好きな字をみつけよう!
あなたには得意とする文字や書きたい文字、好きな文字というものがありますか。
好きな文字を聞かれたときには「なかなか浮かばない…。」という方がほとんどですが、文字を練習していくうちに自分の得意な字や好きな字が見つかってきます。
得意な文字を増やすことで、さらに好きな文字を極めることにもつながります。
文字の魅力を感じながら書くことが美文字になるコツです。
【裏技】美文字やきれいな文字になりたいならボールペン字の通信講座がおすすめ!
手軽に始められる練習帳はコツコツ続けていけば上達を実感できる上質な教材が数多く販売されています。
しかし、下の3つのどれかで悩まれている方は思い切って通信講座を受講するのもおすすめです。
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こんな悩みがある方はユーキャンの実用ボールペン字講座がおすすめ
- 名前を上手に書きたい
- 癖のある文字を添削してほしい
- 早く上達したい
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ユーキャンの実用ボールペン字講座の口コミや評判はこちらから見ることが出来ます。
名前を上手に書きたい
ユーキャンのボールペン字講座では、お手本とは別にご自身で書いた名前と住所を添削してもらうことができます。
掲載されている字以外を学べるのは講座ならではの学習内容です。
書類や冠婚葬祭など、正式な場面で美しく名前を書けることは大きな自信に繋がります。
癖のある文字を添削してほしい
お手本通りに書いているつもりでも、1人で練習していると不安になる時がありますよね。
添削してもらうことですぐに間違いに気付けたり、褒めてもらうとモチベーションアップにも繋がります。
字が上手になりたい!とずっと思っていた方は思い切って通信講座を受けてみても良いでしょう。
独学で早く上達したい
何回書いても上手に書けない苦手な字はありませんか。
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的確なアドバイスにより上達できるので必要以上に悩まず、効率良く練習することができます。
美文字や大人きれいなオシャレ文字は基礎を実践して、通信講座でより綺麗になる!
美文字や大人きれいなオシャレ文字を身につけるには、やはり基礎が大切になります。
今一度下記の内容を自分の文字と当てはめてみて、まだ不十分なところは実際に書いて練習をしてみましょう。
大人きれいな文字になる5つの方法について
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そして、日常で文字を書く機会が多い方や文字を今よりもスラスラときれいに書きたい方は通信講座で基礎をしっかりと学んでいくことが美文字への最短コース!
過去に通信講座を受講した経験のある方も、ない方も、思い立ったら吉日です。
美文字を目指して通信講座にチャレンジしてみましょう。
早く文字を上達したい方は通信講座がおすすめ
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- 独学となるとなかなか続かない
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今よりも美文字に近づける!ボールペン字の通信講座のおすすめもこちらで紹介しています▼
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